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日本特産のすぎの木を日向国で、うさぎの粗飼料に加工しました。
難消化性繊維を豊富に含み胃腸の蠕動を刺激し、うさぎの健康に貢献します。
牧草をあまり食べないうさぎや肥満のうさぎにおすすめです。
スギ材をチップに加工し、6気圧下で120℃から160℃で約90分間蒸煮したものをウサギの飼料に
するようにすり潰して加工しました。
チモシーに比べ、粗蛋白質、粗灰分、可溶無窒素物、カルシウム及びリンが少なく、粗繊維が多い
ので、ヘルシーで少量の給餌でも多くの粗繊維を与えられます。
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間伐材を有効利用するために杉の生産量日本一の宮崎県で、3年の歳月をかけて、
特別な機械や技術が開発され、牛の消化を助けるエサが出来上がり、多くの農家で
利用されています。牛は反芻動物で、反芻するための逆蠕動を起こす刺激には繊維
の物理的な刺激が必要です。
このメカニズムは、ウサギも同様で、胃腸の蠕動や盲腸への逆蠕動を起こす繊維の
不足が、胃腸のうっ滞の原因となります。 |
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成分分析試験例
粗タンパク質・・・0.4% 粗脂肪・・・0.9% 粗繊維・・・40.1%
水分・・・45.5% 可溶無窒素物・・・12.7%
原材料:スギ
対象動物:ウサギ及びモルモット等の草食動物
内容量:300g
原産国:日本(宮崎県)
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うさぎのダイエットって!?
食物繊維は、消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分の
総称ですからノンカロリーなイメージですが、実際にはペクチン、イヌリン、グルカンなどの
水溶性食物繊維とセルロース、ヘミセルロース、リグニンという不溶性食物繊維という幾つかの
種類があって、例えばペクチンは70〜90%、寒天21〜28%、セルロースの粉末は23%が
私達ヒトでも腸内細菌の働きにより発酵の産物がエネルギー源として利用されるのです。
「牧草だけを食べているのに痩せない」という話をきくことがありますが、チモシーの牧草でも
100gで380kcalくらいありますからカロリーだけで見れば一般的なラビットフードと同じくらいに
なるわけですからウサギのダイエットは容易にはいかないわけです。
「椙」は、粗繊維のほとんどがリグニンという木質繊維ですから腸内細菌による分解を受けずに
エネルギーとなりません。
うさぎと蠕動運動・・・
一般に「毛球症」と呼ばれるウサギの胃腸でのうっ滞は繊維の不足で起こると言われています。
そこで、繊維含量の多いフードをと考えがちですが、ウサギの蠕動運動を起こすスイッチを
入れるには繊維の物理的な刺激が必要です。
その為には、牧草の様に丈がある粗い繊維を給餌しなくてはなりません。
ペレット加工は、繊維の丈など形状に制限がありますし、水分含量が少なく、細かく砕けやすい
ので物理的な刺激には不向きといえます。
「椙」は、粗い木質繊維が豊富で蠕動を促すのに適しています。
うさぎにストレスは禁物!
ウサギへの負のストレスは、うっ滞の原因の一つとなります。
自然界では、捕食される側である動物ですからウサギは、元来、臆病で警戒心も強く、
大きな物音や臭いなど環境から敏感に刺激を感受し、ストレスとなることも多いのです。
「椙」には、アロマテラピーに使用される様々な精油中の成分と同類の芳香成分が含まれて
います。スギの芳香成分は、脳と自律神経に直接作用して緊張や興奮を鎮めるリラックス効果
があります。
仔ウサギの下痢は命取り・・・
仔ウサギは腸内細菌叢が未熟で、悪玉菌の繁殖を許し、時には命に係わる下痢をすることも
あります。
粗い繊維は、消化酵素や胃酸の働きをスムーズにしますし、木質飼料に含まれるタンニン
などのポリフェノールは下痢の予防に役立ちます。
「椙」は、自然な木質系飼料として、豊富な繊維とポリフェノールを含んでいます。 |